クールな彼と放課後の恋
「雨が降った日以外は毎日2回水をあげて欲しいの。朝と放課後と…」
え!?
1日2回も!!?
やっぱり最悪だこの委員会…
「今日は水やりと…あと雑草とってくれる?この物置に軍手とかバケツとかホースとかあるから好きに使ってね」
「………はぃ」
私のテンションは下がりに下がる…
「この花壇は学校が建てられてからあるらしいから、校長がすごく気に入ってるのよね。だから…」
先生が私たちにグッと顔を近づける。
そして…
「絶対にサボったり怠けたりしないでね…もしそれが発覚したら私が張り倒すわよ〜私は担任だから成績だって自由自在なんだから〜うふふ♡」
「ちゃ、ちゃんとやりますっ」
「・・・・」
なにこの先生…超怖い!
大人しそうで優しいおばさんなのに、
怒ったら絶対に怖いタイプだなこれは…
「んじゃよろしくね♪あ、水道は中庭の方にあるからねー」
先生は笑顔で手を振って消えて行った…
裏庭には稲瀬と二人きりになり、
なんだか嵐が去ったよう…
隣にいる稲瀬を見ると…
無表情のままこっちをじーっと見てきた。
な、なによ…
私より背がちょっと…
いや、かなり高いからってそんなに見下ろすことないじゃん!
「…じ、じゃあーやろうかなぁ」
稲瀬から離れ物置にダッシュする私。
こうなったら稲瀬よりたくさん動いて、
この花壇の花を完璧にしてやるっ
ガチャ
古くてガタがきている物置のドアを開けてみると、先生が言ったように園芸用品がある。
とりあえず雑草取った方がいいよね?
軍手を見つけそれを手に取ると…
ぎゅ…
軍手を取った私の手を、
稲瀬が突然握りしめて来た!
「ななな、なにっ!?」
え!?
1日2回も!!?
やっぱり最悪だこの委員会…
「今日は水やりと…あと雑草とってくれる?この物置に軍手とかバケツとかホースとかあるから好きに使ってね」
「………はぃ」
私のテンションは下がりに下がる…
「この花壇は学校が建てられてからあるらしいから、校長がすごく気に入ってるのよね。だから…」
先生が私たちにグッと顔を近づける。
そして…
「絶対にサボったり怠けたりしないでね…もしそれが発覚したら私が張り倒すわよ〜私は担任だから成績だって自由自在なんだから〜うふふ♡」
「ちゃ、ちゃんとやりますっ」
「・・・・」
なにこの先生…超怖い!
大人しそうで優しいおばさんなのに、
怒ったら絶対に怖いタイプだなこれは…
「んじゃよろしくね♪あ、水道は中庭の方にあるからねー」
先生は笑顔で手を振って消えて行った…
裏庭には稲瀬と二人きりになり、
なんだか嵐が去ったよう…
隣にいる稲瀬を見ると…
無表情のままこっちをじーっと見てきた。
な、なによ…
私より背がちょっと…
いや、かなり高いからってそんなに見下ろすことないじゃん!
「…じ、じゃあーやろうかなぁ」
稲瀬から離れ物置にダッシュする私。
こうなったら稲瀬よりたくさん動いて、
この花壇の花を完璧にしてやるっ
ガチャ
古くてガタがきている物置のドアを開けてみると、先生が言ったように園芸用品がある。
とりあえず雑草取った方がいいよね?
軍手を見つけそれを手に取ると…
ぎゅ…
軍手を取った私の手を、
稲瀬が突然握りしめて来た!
「ななな、なにっ!?」