クールな彼と放課後の恋
カチャ…
あれ…
カチャカチャ…
ガチャ
あれ?
バスルームのドアを閉めて鍵をかけようとすると、なんとも軽い感覚が…
鍵をかけてもドアノブをひねると、ドアが開いてしまう…
「どーかしたー?」
テーブルを布巾で拭いている日向が、私を見て不思議そうな顔をする。
「鍵が閉まらなくて…」
「あーそれ昨日もおかしかったよ?」
「マジ?壊れたのかな…」
それ困る…
もう日向と二人きりじゃない…男と住んでるんだし…
いや。
稲瀬たちを信用してないわけじゃないんだけど…
気持ち的に…なんか…
鍵をかけてた方が安心かな…
「…大丈夫?」
「ぅわ!」
すると、横に稲瀬がやって来る。
「あ、うん…壊れてるみたい…」
「…工具あるなら俺が直すけど」
「工具か…どこだったかな」
思い出せない…
「とりあえず風呂入って来いよ」
「う、うん」
私は静かにドアを閉め、しばらくドアに背を向けて固まる。
べ、別に…
たいしたことじゃないよね…
鍵をしめないでお風呂に入るくらい…
意識しないでいれば大丈夫!
私はふぅと深呼吸したあと、着ている制服のYシャツのボタンに手を添えた。
今日は帰りにスーパーで買い物して帰るの遅くなったし、帰宅してすぐご飯の用意に取り掛かったから、制服から部屋着に着替える時間なかったな…
制服のまま料理しちゃったけど、油とかはねてない?
食べこぼしとか、私よくやっちゃうんだよね(笑)
稲瀬もまだ制服姿だったけど…
あれ…
カチャカチャ…
ガチャ
あれ?
バスルームのドアを閉めて鍵をかけようとすると、なんとも軽い感覚が…
鍵をかけてもドアノブをひねると、ドアが開いてしまう…
「どーかしたー?」
テーブルを布巾で拭いている日向が、私を見て不思議そうな顔をする。
「鍵が閉まらなくて…」
「あーそれ昨日もおかしかったよ?」
「マジ?壊れたのかな…」
それ困る…
もう日向と二人きりじゃない…男と住んでるんだし…
いや。
稲瀬たちを信用してないわけじゃないんだけど…
気持ち的に…なんか…
鍵をかけてた方が安心かな…
「…大丈夫?」
「ぅわ!」
すると、横に稲瀬がやって来る。
「あ、うん…壊れてるみたい…」
「…工具あるなら俺が直すけど」
「工具か…どこだったかな」
思い出せない…
「とりあえず風呂入って来いよ」
「う、うん」
私は静かにドアを閉め、しばらくドアに背を向けて固まる。
べ、別に…
たいしたことじゃないよね…
鍵をしめないでお風呂に入るくらい…
意識しないでいれば大丈夫!
私はふぅと深呼吸したあと、着ている制服のYシャツのボタンに手を添えた。
今日は帰りにスーパーで買い物して帰るの遅くなったし、帰宅してすぐご飯の用意に取り掛かったから、制服から部屋着に着替える時間なかったな…
制服のまま料理しちゃったけど、油とかはねてない?
食べこぼしとか、私よくやっちゃうんだよね(笑)
稲瀬もまだ制服姿だったけど…