クールな彼と放課後の恋
そんなことがあったため、私は毎日稲瀬の分もお弁当を作って渡していた。
それに、たまに稲瀬と修君がうちに来て、夕飯を食べてから帰ることもある。
これって友達…?
男友達って、こんな感じなのかな。
でも…
私は…稲瀬のこと、ちゃんと男としてみてるけどなぁ。
ただの友達では…ない。
ホースで花壇に水をやる稲瀬の横顔を、ちらちらと眺める。
ひたいから頬に汗が流れている…
それを手で拭う稲瀬が、なんだかとても色っぽかった。
「ちょっと飲み物買ってくるから、これしまっといて」
「わかった」
稲瀬からホースを受け取り、物置にしまう私。
暑い…
5月って、こんなに暑かったっけ?
そうだ!
私はカバンをあさり、最近買って忘れていたものを出した。
ブォオオオオーン
涼しい~
「いいもん持ってんな、貸せ」
「あっ…」
戻ってきた稲瀬が、私の手に持っていたものを奪う。
「それ私のっ」
「代わりに、はい」
「・・・・」
稲瀬は買ってきたばかりの冷えた缶ジュースを、私に持たせる。
稲瀬が私から奪ったものは、小型の手持ち扇風機。
100均で買ったものだが、結構使える♪
「返してよ!それ100均に売ってるから、自分で買えばいいでしょ!」
「これ100均で売ってんの?」
扇風機で涼みながら、稲瀬は目を丸くする。
それに、たまに稲瀬と修君がうちに来て、夕飯を食べてから帰ることもある。
これって友達…?
男友達って、こんな感じなのかな。
でも…
私は…稲瀬のこと、ちゃんと男としてみてるけどなぁ。
ただの友達では…ない。
ホースで花壇に水をやる稲瀬の横顔を、ちらちらと眺める。
ひたいから頬に汗が流れている…
それを手で拭う稲瀬が、なんだかとても色っぽかった。
「ちょっと飲み物買ってくるから、これしまっといて」
「わかった」
稲瀬からホースを受け取り、物置にしまう私。
暑い…
5月って、こんなに暑かったっけ?
そうだ!
私はカバンをあさり、最近買って忘れていたものを出した。
ブォオオオオーン
涼しい~
「いいもん持ってんな、貸せ」
「あっ…」
戻ってきた稲瀬が、私の手に持っていたものを奪う。
「それ私のっ」
「代わりに、はい」
「・・・・」
稲瀬は買ってきたばかりの冷えた缶ジュースを、私に持たせる。
稲瀬が私から奪ったものは、小型の手持ち扇風機。
100均で買ったものだが、結構使える♪
「返してよ!それ100均に売ってるから、自分で買えばいいでしょ!」
「これ100均で売ってんの?」
扇風機で涼みながら、稲瀬は目を丸くする。