クールな彼と放課後の恋
「うん…えっ!?」
カバンの中を手であさりながら、稲瀬の言うことを聞き流していた私は、ハッと気がついた。
「ご、ごめん。ちゃんと聞いてなかった…」
「どうした?」
不思議そうな顔をして、私に近寄って来る稲瀬。
「鍵につけてたマスコットが見当たらなくて…」
「マスコット?鍵は?」
「鍵はあるんだけど、ヅラにゃんこのマスコットが見当たらないの…」
「出た(汗)」
“ヅラにゃんこ”という名前が出て、呆れた顔をする稲瀬。
「さ、最近買ったやつだから、気に入ってるのっ」
「ロッカーは?」
「そっか、ロッカー!…いや、ロッカーあんまり使ってないや。でも一応見てみよ」
私は席から離れて、ロッカーを見に行った。
しかし、ロッカーの中にマスコットはなかった…
「…なくしたんだな」
私の席から、ロッカーにいる私を見て、ボソッと言う稲瀬。
「ショック…(汗)あれ、本当に気に入ってたのに…」
「また買えよ」
「そういう問題じゃなくて…」
「いいから、早く帰って飯食いたい。今日ハンバーグにして」
「うん…って、え!?今日来るの!?」
「…さっき言っただろ」
帰り道
「あ~なんで落としたんだろー」
「ドジだからだろ」
「…ムっ」
電車を降りて、スーパーで買い物を済ませたあと、稲瀬と家に向かっている。
「くだらねえキャラのことなんか忘れろ。それより、今日米多めに炊いてくんね?」
「…食うことしか頭にないの?(汗)」
「しょうがねえだろ。毎日、お前が作った夕飯食えるわけじゃねえんだから」
!
それって…
私の作った料理が、美味しいってことかな…
だとしたら、嬉しい…
カバンの中を手であさりながら、稲瀬の言うことを聞き流していた私は、ハッと気がついた。
「ご、ごめん。ちゃんと聞いてなかった…」
「どうした?」
不思議そうな顔をして、私に近寄って来る稲瀬。
「鍵につけてたマスコットが見当たらなくて…」
「マスコット?鍵は?」
「鍵はあるんだけど、ヅラにゃんこのマスコットが見当たらないの…」
「出た(汗)」
“ヅラにゃんこ”という名前が出て、呆れた顔をする稲瀬。
「さ、最近買ったやつだから、気に入ってるのっ」
「ロッカーは?」
「そっか、ロッカー!…いや、ロッカーあんまり使ってないや。でも一応見てみよ」
私は席から離れて、ロッカーを見に行った。
しかし、ロッカーの中にマスコットはなかった…
「…なくしたんだな」
私の席から、ロッカーにいる私を見て、ボソッと言う稲瀬。
「ショック…(汗)あれ、本当に気に入ってたのに…」
「また買えよ」
「そういう問題じゃなくて…」
「いいから、早く帰って飯食いたい。今日ハンバーグにして」
「うん…って、え!?今日来るの!?」
「…さっき言っただろ」
帰り道
「あ~なんで落としたんだろー」
「ドジだからだろ」
「…ムっ」
電車を降りて、スーパーで買い物を済ませたあと、稲瀬と家に向かっている。
「くだらねえキャラのことなんか忘れろ。それより、今日米多めに炊いてくんね?」
「…食うことしか頭にないの?(汗)」
「しょうがねえだろ。毎日、お前が作った夕飯食えるわけじゃねえんだから」
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それって…
私の作った料理が、美味しいってことかな…
だとしたら、嬉しい…