クールな彼と放課後の恋
まただ…
こう何日も続くと、さすがに気持ち悪いな…
「…今のは、俺にもわかった」
「えっ」
隣にいる稲瀬が、無表情のままそう言った。
「もしかして…気づいてたの?」
「なんとなく。お前の顔見てればわかる」
…嘘(汗)
私って、そんなにわかりやすいの?
「ここんとこ、誰かにつけられてんだろ?」
「…つけられてるのかな?でも、視線は感じるんだよね。家の近くとかでも」
「じゃあ、つけられてるんだよ」
「え゛…」
急に怖くなってきた…
「とりあえず、一人にならない方がいい」
「…う、うん」
「今日お前んちで、見張ってやるよ。もしかしたら、捕まえられるかも」
「…………」
なんか、急に大事になっちゃった…
大丈夫かな?
「ええ!お姉ちゃんにストーカー!!?」
日向が大声を出す。
半分冗談だと思ったのに、稲瀬はあれから家にやって来て、家の中から外を見張ってくれた。
途中で日向と修君も帰ってきて、今はとりあえず夕食中…
私が誰かにつけられてると聞いて、日向は心配そうに声をあげた。
「ストーカーじゃないって!男かもわかんないし…」
「わかんないじゃん!お姉ちゃんのこと好きな男子が、ストーカーしてるってことも…」
「ないない」
私は全力で否定する。
「でも、とりあえず、犯人が誰かだけでも知った方がよくね?あ、おかわり♪」
空になったお茶碗を、私に差し出す修君。
私は「うん」と言って、お茶碗にご飯をよそった。
「本当怖い…最近ストーカーに殺されるニュース多いし」
日向が、本気の心配モードになる。
「まだ、ストーカーされてるって決まったわけじゃないって(汗)私の勘違いかも」
「…いや、勘違いではないと思う」
「…!」
稲瀬が会話に割って入った。
こう何日も続くと、さすがに気持ち悪いな…
「…今のは、俺にもわかった」
「えっ」
隣にいる稲瀬が、無表情のままそう言った。
「もしかして…気づいてたの?」
「なんとなく。お前の顔見てればわかる」
…嘘(汗)
私って、そんなにわかりやすいの?
「ここんとこ、誰かにつけられてんだろ?」
「…つけられてるのかな?でも、視線は感じるんだよね。家の近くとかでも」
「じゃあ、つけられてるんだよ」
「え゛…」
急に怖くなってきた…
「とりあえず、一人にならない方がいい」
「…う、うん」
「今日お前んちで、見張ってやるよ。もしかしたら、捕まえられるかも」
「…………」
なんか、急に大事になっちゃった…
大丈夫かな?
「ええ!お姉ちゃんにストーカー!!?」
日向が大声を出す。
半分冗談だと思ったのに、稲瀬はあれから家にやって来て、家の中から外を見張ってくれた。
途中で日向と修君も帰ってきて、今はとりあえず夕食中…
私が誰かにつけられてると聞いて、日向は心配そうに声をあげた。
「ストーカーじゃないって!男かもわかんないし…」
「わかんないじゃん!お姉ちゃんのこと好きな男子が、ストーカーしてるってことも…」
「ないない」
私は全力で否定する。
「でも、とりあえず、犯人が誰かだけでも知った方がよくね?あ、おかわり♪」
空になったお茶碗を、私に差し出す修君。
私は「うん」と言って、お茶碗にご飯をよそった。
「本当怖い…最近ストーカーに殺されるニュース多いし」
日向が、本気の心配モードになる。
「まだ、ストーカーされてるって決まったわけじゃないって(汗)私の勘違いかも」
「…いや、勘違いではないと思う」
「…!」
稲瀬が会話に割って入った。