春川家の5兄妹







帰り、正門のところで私とハルト先輩の2人で待っていた





「あの、」
勇気を出して声をかけた
すると振り返りながら






「ん?
どーした?」
優しく問いた






そして私も出来るだけ明るく、
周りの人には分からないかもしれないけど
自分の中では明るくこう言った






「私、笑えないですけど…
笑わせようと頑張ってくれてありがとうございました」







そう言い一礼をすると
ニカッと笑いながら






「あれか、全然良いよ
いつか笑えるといいな
昔は笑ってたんだろ?
絶対笑えるって」







そう励まし?の言葉をもらったが
申し訳ない気持ちでいっぱいだった








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