幼なじみ。






きっと、愛雅があたしのそばに今までいてくれていなかったら、あたしはここまで病気を回復することはなかったと思う。





きっと、愛雅と出会った日からずっと温かい目であたしを見守ってくれていたんだね?





幼い頃に約束したこと。






今でも、愛雅の心に中にちゃんと残っていて、ずっと守ってくれてるし、あたしのそばで支えてくれてる。





見た目とか冷たいかもしれないけど、素直じゃないだけで、ほんとうはこんなにも温かい心を持った人。




あたしの中でこんなにも、愛雅という人の存在が大きくなったんだね。






大げさかもしれないけど・・・愛雅がいないとあたし、1人では生きていけない気がする。




あたしのそばでずっと笑ってくれていて、あたしの気持ちを懸命にわかろうとしてくれている。





あたし、愛雅のためになにかしてあげられてるのかなぁ?





でも、今の体じゃ何もできないね?





ごめんね?





頼りないあたしの隣でずっと太陽みたいな笑顔で会いに来てくれて。





いつも支えてくれて・・・・





今日までずっと愛雅がいたから、回復に近づいたんだよ?



大きな一歩を踏み出せたんだよ?





あたしは愛雅の目を見ると、不思議そうな顔で首を傾げた。




「愛雅、ありがとう・・・・」





上手く言葉にして伝えられないけど・・・・愛雅には感謝の言葉で胸いっぱい埋め尽くされてるよ?





ほんとにありがとう!





< 121 / 228 >

この作品をシェア

pagetop