幼なじみ。






再び屋台が並ぶところへ行って、金魚すくいとか、当て物とか、わたあめを食べたりして花火大会までの時間を潰しているとあっという間にその時間が来た。



花火がよく見える場所へと向かった。




あたしはこのお祭りにも花火大会にも来るの初めてだから、よくわからないけど・・・




花火は家からしか見たことがなかった。





愛雅に車椅子を押されながらたどり着いた場所は・・・



川の近くの草っ原だった。





上を見上げると、綺麗な夜空にキラキラとした綺麗な星が見えた。






みんながカウントダウンを初めて、「0」っと言ったと同時にばーーーん、と大きな花火が打ち上げら音がした。





花火が全体に綺麗に映し出されるこの場所は、あたし大切な場所だと思う。





愛雅と2人で綺麗ば夜空や花火を見たこの場所は・・・





「綺麗だね?」





「あぁ・・・」





花火に見とれながらあたしの方を向いて答えてくれた。





家の窓から見る花火よりも、迫力があって、綺麗だった。





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