幼なじみ。







「あ、そういえば、今日もつけてるね?直哉さんからもらったネックレス」





「あぁ!だって、やっぱもらったものってずっと身につけていたいじゃん?」







あたしも、心愛ちゃんの話を聞いて頭の中で考えてみた。






もし、愛雅から・・・なんかの日に指輪とかアクセサリーとかもらったら・・・






「あぁ・・・確かにね?つけていたいかも!?」






「でしょ!?」





あたしは精一杯首を縦に振った。





愛雅から、プレゼントとかもらったことなかったっけ?最近は・・・・





昔は誕生日とかクリスマスとかにプレゼントをもらってたんだけど・・・高校になってからは全くそういうのがなくなって少し寂しい気もするけど・・・






今は、愛雅がそばにいるっていうのがプレゼントな気はする。





「直哉さんといい感じみたいでほんとよかったー!」






「心配かけてごめんね?」






「ううん、全然!」





心愛ちゃんの力になれていない気がする。




何もしてあげられないけど・・・




これだけはしてあげられる。






「また、何かあって泣きたい時はあたしに話してね?それくらいしかあたし、できないから・・・」






「うん、ありがとう!」






話を聞くだけで、心愛ちゃんのためになるんだったらいいんだけど・・・






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