幼なじみ。






ー キーンコーンカーンコーン。






午後の授業が終わり、放課後なった。





チャイムと同時に教室から一斉に出て行く生徒と先生を見送るような形で見て、荷物をまとめ、愛雅を昇降口で待っておくように指示した。




あたしは、猛ダッシュして、あたしがとおるたび、ビュンビュンと風の音がなるくらい走って昇降口に行った。





「麻帆、部活は?」




「いいの!今日はもう疲れたからサボるよ」




「いいのかよ・・・」




「いいの!」





あたしは陸上部に実は所属している。




中学の頃は、『高校に行って、インターハイにでる!』っていう夢だった。




でも、それはもう出てるから・・・・




今は、『プロになってオリンピックに出たい!』





これが夢だ。




< 15 / 228 >

この作品をシェア

pagetop