幼なじみ。
好き!やっぱ好きなんだ!
「いってきまーす!」
思い切り、家を飛び出した。
隣の家の方を見ると、愛雅がいた。
えっ!?
今日、いくらなんでも早すぎない!?
あたし、いつもよりも早くに家を飛び出したんだけど・・・?
「おす!麻帆!」
「おはよ!愛雅」
「今日さ、久々に小さい頃良く行ってた公園行かね?」
「え?・・・」
学校あるから、拒否しようとしたのに・・・
て、ててて手を握られてるから、あとに引けなくなったし・・・
なんか、胸がキューって苦しくなる。
愛雅のあたたかくて大きな手にきゅんとしてしまう。
もう!
だから、この気持ちはなに?