幼なじみ。





綺麗に手紙の封を開けて読んで見た。





ーーーーーー心愛ちゃんーーーーーーー





心愛ちゃん。




今までありがとう。





この手紙を読んでくれているってことはあたしは心愛ちゃんの隣にはいないってことなんだよね?





心愛ちゃん。
どんなことがあっても笑っていて?
泣かないで・・・・前だけを見つめてね?




あたしが悩んでて、苦しくて辛い時、心愛ちゃんの言葉があたしの背中を押してくれました。




心愛ちゃんは、今、直哉さんとは幸せに過ごせていますか?




あたしはそう強く祈っています。




心愛ちゃんの幸せそうな顔をするとあたしも幸せになるから!




心愛ちゃんはあたしに優しくて温かい言葉をたくさんくれたね?




ありがとう。




あたし、怖い・・・・怖いの・・・




もう、心愛ちゃんの隣にはいられないってことがすごく怖いの。




離れたくない。




まだまだ生きたい。




心愛ちゃんと人生を共にしいたい。




でも、あたしの体が悲鳴をあげて、あげて、あげて・・・・




辛いよ・・・・




もう、一緒にいることができないなんて悲しいし想像もつかないね?





心愛ちゃん。




たった3年間の間だけでも、あたしたくさんの思い出をくれたね?



泣きたい時は一緒にないて、バカみたいに笑あったり・・・・





辛い時にはいろいろ話を言い合って。




すっごくしょうもないことで喧嘩して・・・・





でも、いろいろ教えてくれたね?
何も知らないあたしに・・・・






心愛ちゃんがいなかったら、ここまで生きていなかった。




心愛ちゃんはあたしの心の支え。





あたしにとって、すっごく大事な大事な友達であり、親友だって。






心愛ちゃんと離れるのが辛い。
悲しい。
寂しい。





あたし、死にたくないよ。




もっともっと生きていたかった。





心愛ちゃんの隣にずっといたかった。





心愛ちゃんとは、桜の花びらがひらひら舞い散る中で出会ったよね?





入学してから、ずっと友達だった。




高校になって、これまで過ごしてきた3年間。




一生忘れない。









< 188 / 228 >

この作品をシェア

pagetop