幼なじみ。






「麻帆・・・・」





空の方に視線を移して、俺に大好きな人の名前を呟いた。




『あたしのこと忘れないで?』






麻帆は確かそう言ったっけ?





俺にとって、麻帆は俺の初恋の相手で俺の初の彼女だった。




麻帆過ごしきた日々は、俺にとって何よりも大きい思い出だった。





麻帆が初恋相手でよかった。





麻帆に出会えてよかった。





どんな時でも、麻帆は俺の横で俺をずっと照らし続けてくれた。太陽みたいな光で・・・・






麻帆のことなんか、簡単に忘れられる奴なんかいねーよ。





これまで、同じ時を過ごしてきた。






辛いことも悲しいことも苦しいことも共に過ごし、乗り越えてきた。





麻帆。




今でもずっと好き。





麻帆、また俺に・・・・・
『好き。大好き』っと言ってくれる日は来る?




その日が来るまで俺はずっとずっと待ってるから。







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