幼なじみ。
『愛雅・・・あたしもごめんね?自分勝手で・・・何でも1人で決めて・・・』
必死な顔をして・・・・
麻帆のまっすぐとした瞳が俺を捉える。
俺は首を横にブンブンと振った。
麻帆は悪くないから・・・・麻帆のせいではないから。
何もかも・・・・・・
だから、謝るなよ・・・・
『あたし・・・・愛雅とやり直したい・・・』
麻帆・・・・信じてもいいんだな?
俺、麻帆のそばにずっといられるって思ってもいいんだよな?
『俺も・・・』
麻帆ともう一度やり直すことができただけで、俺の心の中は舞い上がってどうかしてんじゃね?っていうくらい壊れかけていた。
『愛雅・・・これからも、一緒にいられるかな?ずっとずっと・・・・・』
すげぇ、切ない質問だけど・・・・俺は信じてるから・・・・
『大丈夫!おれがずっとそばにいるから・・・・』
『それで愛雅は幸せでいられる?苦しまない?あたしの隣にいて・・・・』
麻帆が当たり前のことを聞いてきた。
俺の答えを何度も聞いてきたくせに・・・・