幼なじみ。
愛雅。
・・・・好き、大好き。
たった18年間だった。
でも、18年間あたしは愛雅を愛し続けました。
愛し愛されたい日々は幸せいっぱいの日々だったよ。
愛雅に出会えて嬉しかった。
あたしは愛雅の全てが好きだった。大好きだった。
もう、会えなくなっちゃうんだよね?
もう、温かくて大きな体であたしを包み込んでくれなくなっちゃうんだよね?
ねぇ、愛雅。
あたしたちの絆はずっと結ばれてるんだよね?
あたしたちの恋物語は続いて行くんだよね?
愛雅の声がまた、聞ける日が来るといいなぁ・・・
何度生まれ変わっても、あたしは愛雅だけを愛します。
愛雅はあたしにとって、初恋であり、愛した人でもありました。
愛雅。
また会えることを願っています。
ーーーーーー麻帆よりーーーーーーーー
麻帆。
この手紙のおかげで俺は教師になるという夢が叶ったよ?
麻帆は、誰よりも俺を信じてくれてたな?
麻帆・・・・今、すげぇ会いたいよ。
でも、一番会いたいのに会えない一番遠い存在になったんだよな。
俺は大粒の涙を流した。
何度拭っても拭いきれないほど、涙が大量発生した。
麻帆。
俺も、麻帆が初恋の相手で初めて愛した人だった。
俺はどんな麻帆でも好きだったよ?
今、目を瞑って浮かび上がってくるのは麻帆に笑顔。
麻帆。
もう一度俺のそばで笑ってよ。
キラキラと太陽みたいに輝く笑顔で俺を照らしてよ。