幼なじみ。
ありがとう 愛雅 side
あれから一週間が経った。
この日は、麻帆が亡くなった日でもあった。
運がよく、祝日で今日は学校が休みだった。
小さい頃、俺らがよく行ってた公園に行った。
ここで麻帆とたくさんの季節を過ごしてきたんだな?
俺は常にサッカーボールを持ち歩いていた。
サッカーボールを追いかけている姿をいつの間にか捕らえられていて、麻帆がくれたアルバムに綴られていた。
『ボールを追いかける姿が大好きだった』
今は、だいぶ歳もとって昔のようにはできないしやらない。
でも、忘れないで?
俺がサッカーやっていたこと。
俺も、『ボールを追いかけている姿が大好き』っていう言葉は忘れない。
忘れないから・・・
もう、サッカーをすることはないかもしれれないけど・・・・
今の俺を空から見ていて欲しい。