幼なじみ。





麻帆。




またさ、俺ら、笑って会える日が来るのかな?




また、愛し合うことはできるのかな?




麻帆の温もりに触れることが出来るのかな?






今すぐにでも触れたい。




麻帆の温もり、優しさに。





麻帆を精一杯愛することができた。




麻帆と出会えて本当に本当に、よかった。





一緒に笑い合った日。



一緒に泣きあった日。





一緒に寄り添いあった日。




それが重なり合って、俺の中では掛け替えのないものになった。




たった一つしかない命。




命は小さいものだと思うかもしれないけど、すごく重くて大きいもの。




この命を大切に麻帆の分も精一杯生きる。





麻帆と一緒に一歩一歩歩いていく。





< 222 / 228 >

この作品をシェア

pagetop