幼なじみ。
今日の部活時間が終わった。
「今日、帰ったらゆっくり寝て下さい!以上!話終わります!解散」
部室に行って、制服に着替え、鞄を持って愛雅がいる校門へ走った。
「お待たせ!愛雅!」
「おう!麻帆、やっぱ走んのはぇーな?すげぇよ」
「ありがとう」
あたしが走っているところ、見てくれてるんだね?
そんな小さなことでもあたしの顔がほころんでしまう。
ほころんだ顔を愛雅に見られていなくて、ほっとした。
家に着き、手を振って別れたあと、家のドアを開けて入った。