幼なじみ。






ぼーっとしながら受けていた授業がいつの間にか終わっていて、もう昼休みのチャイムがなり終わっていた。





「麻帆ー、何ぼーっとしてんの?お弁当食べよ?」






「うん、それよりさ・・・心愛ちゃんに話があるの。お弁当食べながら話していい?」





「うん」




あたしたちは、屋上までお弁当を持ちながら、歩いた。




屋上のフェンスに寄りかかるように座ってお弁当を食べる。




せめて、心愛ちゃんにだけは本当のことを言った方がいいと思った。




大事な話とは昨日のこと・・・






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