幼なじみ。






ーーーーーーー昨日ーーーーーーーーー




「麻帆!明日、文化祭じゃん?後夜祭が始まる合図として花火上がるじゃん?それと同時にキスされたら、永遠に結ばれるんだって!キスしたカップルは!そんな夢みたいな話がこの学校にもあったんだね?」



ーーーーーーーーーーーーーーーーーー


って・・・・
心愛ちゃんに長々と話されたんだよね。





ってか、あたしたちまだ、キスとかしてないし・・・・






ありえないよ・・・






「麻帆、こっち向いて?」




と、愛雅が言って、振り返ると顔がすごく接近してきた・・・・






「3、2、1、」



0と同時にあたしの唇に柔らかい感触が伝わって来た。





何が起きたかわからず、瞬きを何度も繰り返した。




愛雅の顔がだんだん遠ざかっていった。





いいいい、い今のって・・・・
きききき、キス!?っとかいうやつ?




「麻帆、顔赤っ!」





「だ、だっていきなりだし・・・その・・・初めてだから・・・・」





「俺も初めてですっげぇ緊張した!でも、出来てよかった」




そっか・・・
愛雅も初めてだったんだね?












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