白銀のトライアングル
「ああ、たまたまココを通りかかったら友紀奈に似てるなぁ~って思ってさ!」

と雅史が答えた。

「そうだったの?」

と友紀奈は、ちょっと不安を覚えながら答えた。

「もし、良かったらこれからドライブでもしないか?」

と雅史が聞いた。

「ありがと!でも今日はやめておくわ・・・」

と友紀奈が答え終わらないうちに、雅史は

「じゃあ、明日は?」

と聞いてきた。

友紀奈は雅史の気持ちを感じることができたから、邪険には断れなかった。
< 160 / 221 >

この作品をシェア

pagetop