白銀のトライアングル
でも、今日はいつもの嘉雄ではなかった。

そして、いつもならきっと言わなかった嘉雄が続けて話し始めた。

「今日は、友紀奈にこれだけは言おうと思ってきたんだ。」

と嘉雄は友紀奈に前置きをして、友紀奈の目をみて、嘉雄が言った。

「友紀奈、俺と付き合ってくれ!」

ついに、嘉雄は友紀奈に言えたのだった。

しかし、これを聞いた友紀奈は急に泣き出したのだった。

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