白銀のトライアングル
「私の名前は、友紀奈!」

「俺、一樹。こいつ嘉雄。よろしくな!」

「ええ、こちらこそ・・・」

友紀奈は答えた。

「でも、都内からだとここまでバス?」

「そう。でも、わたしは大学が都内だけど埼玉に住んでるの・・・」

「じゃあ、案外近いかもな!」

一樹もテンポよく反応した。

「そうね。二人は明日もここに来るの?」

「ああ、シーズン中は ほとんど毎日さ!」

「そうなの?それなら明日も会えるかもね^^」

友紀奈も一樹には軽い感じで答えられた。

「ああ、いつまで合宿?」

「うん。10日間。」

「へぇ~!そんなに?今日から?」

「うん。今日からだから、まるまる10日間はいるの・・・
でも、友達が急に体調不良で来れなくなって・・・」

友紀奈は、少し重い言葉になったが・・・

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