白銀のトライアングル
「わかったわ・・・じゃあ、私はお邪魔かな?」

と、麻紀が言ったら、

「いえ!麻紀さんも是非、参列してください!そのほうが、私も参列しやすいし・・・」

と友紀奈が言ったので、

「友紀奈ちゃん、ありがと!じゃあ、お邪魔しちゃおうかしら!」

と、麻紀も言って、結婚式に参列することにした。

とにかく、この居酒屋では麻紀と友紀奈は盛り上がっていた。

友紀奈にとって、年上の麻紀の話はとても楽しかった。

「ねぇ、友紀奈ちゃんって彼いないの?」

麻紀の言葉に一樹も嘉雄も動きが止まった。

そういえば、これだけ一緒にいながら彼女のことは 全くといっていいほど知らなかったからだ。
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