白銀のトライアングル
「そうだ!」

と一樹が言った。

結婚式のときの細かい約束はしていなかったのを思い出した。

でも、二人は帰ってしまったので、あとでメールすることにした。

一樹が、

「おい!嘉雄!もう俺らも帰ろうぜ!」

「ああ・・・」

「明日も仕事だしな・・・」

そう二人はいいながら、タクシーを頼んだ。

一樹も付き合ってタクシーで帰ることにしたのだった。

しかし、タクシーも混んでいた。

二人は、タクシーが来るまでさらに飲み続けることにした。

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