白銀のトライアングル
すっかり、きれた雅史は、

「じゃあ、俺は直美ちゃんを送って行くよ!」

と言いながら、直美を連れて車に向かっていった。

この時、友紀奈が謝って一緒に帰れば、あんなことにならずに済んだのに・・・

友紀奈は、いつまでもこの日のことが頭から離れることはなかった。
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