~こどもの恋愛?!~
「おはよっ。神谷さんっ。」
「おはよ…。」
ちょっと寝ぼけて可愛い神谷さんが迎えにきてくれた車に乗り込もうとした、その時…。
「神谷センセ……?」
振り向くと、見たことのないくらい、綺麗な人が神谷さんに笑顔をむけていた……。
「おぅっ、三園っ元気か?」
「うん…。センセ…彼女?」
チラッとあたしを見る三園さんという人。
綺麗だけど、きっと高校生だ…。センセって呼んだし。
「あっ、うん…。」
頭をかきながらこたえる神谷さん。
彼女って認めてくれて嬉しくて赤くなりうつむくあたし…。
「ふぅん。普通の子だね…。来週会えるの楽しみにしてるねっ…。じゃっ…。」
意味深な笑みを、あたしに向けて、三園さんは去って行った…。