~こどもの恋愛?!~


それから数日過ぎて、あたしは登校日になり学校へ行った。


ちほに話を聞いてもらう。

「留里っ、本当にそれで良いの?神谷さんに酷いことしてるんだよっ。神谷さんが絶対浮気するわけないってわかってるでしょ?神谷さんは今まで留里大切にしてくれてたのにっ。留里と神谷さんの五年間はなんだったのよっ!バカッ!神谷さんのことスキじゃないの?スキなくせにっ。そんな悲しい顔の留里なんか見たくないっ。神谷さんとちゃんと向き合うまで、あたしっ知らないからっ。」


ちほが、泣きながらあたしに言う。
こんなに怒るちほを見たのは初めてのかもしれない。


あたしはっ、きっかけを失っていた…。

多分神谷さんは、あたしに呆れていると思うから…。

ずっと携帯も電源を切って、神谷さんのバイト中は一切店には顔を出さなかった。
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