~こどもの恋愛?!~

「あわっ、神谷さん先部屋行っててっ、あたしコーヒー淹れてくっ。」


「はいはいっ、邪魔しないわよっ。」
怪しげな笑いを残して、お母さんは出て行った。


「おまたせっ…。」

お湯沸かしてたら、時間かかっちゃった。

あれ…っ。


神谷さんが、あたしの部屋のソファに横になっていた。


眠ってるんだ…。
疲れてたんだね…。



音をたてないように、そっと近付いて、側に座った。


キレイな寝顔だなぁ。

初めて神谷さんにキスしたときのことを思い出した。


あれから沢山のことがあった…。
でも、今も、こうして一緒に居られるなんて、夢みたい…。



神谷さんっ、これからもあたしをよろしくねっ。
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