~こどもの恋愛?!~
お父さんは、「そっか…、留里は幸せだなっ。神谷くんのことは信用してるんだけどなっ。まっ、万が一の場合は俺の事務所ついでくれよ!」
笑いながらも、少し、寂しそうに語るお父さんに、切なくなった…。
お父さんっ、ありがと!
少し静かな部屋に響いたのは……。
「もうっ、お父さんたら、留里はまだお嫁に行くわけじゃないんだからだいじょうぶよっ!」
お母さんの声…。
いつでも楽観的な人で羨ましいよ…。
「でも、妊娠だけは気をつけてよっ。」
ひぇ~っ!
ケラケラ笑いながら、口をパクパクさせて青ざめるお父さんを連れて、お母さんは席をたった。