~こどもの恋愛?!~
悩みながらも、毎日は過ぎていく…。


あたしたちは、あれから更に慎重にしてるけど…。

手遅れかもしれない。

亜美を、舞を、信用したいのに、少しでも疑ってしまうあたしは、最低だと思う…。

いっそ自分から打ち明けるべきなのかもしれないけど………。


家でぼーっと考えていた。


「留里~っ?神谷君よ!」
お母さんの声で我にかえったあたし。

「ただいま。」
神谷さんが、部屋に入ってきた。


あたしは、神谷さんに抱き付いた。

黙ってあたしを抱き締めてくれる神谷さん。
暖かい腕に包まれると、神谷さんを離したくないって想いが溢れだす。あたし、絶対に耐えられないよっ。


「留里、実は今日さ……」
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