~こどもの恋愛?!~
それから数日後…。
あたしは広瀬と話をした。
場所は、前と同じ裏庭。
二人きりになるなって言われたけど、二人きりじゃなきゃ話せないからっ。
でも、ちほに頼んで教室で待っていてもらったっ。
広瀬は、またあたしに抱き付いたりしないだろうけど…。
気まずい雰囲気の中…。
ちゃんと話さなきゃっ!
「この前はっ、広瀬のキモチ踏みにじるようなことしてっ、ごめんなさいっ。でも、あたしには、好きな人がいるからっ、広瀬のことは友達としか思えないしっ、だけどね、大切な友達だからキチンと話してわかってもらいたいのっ。無理かもしれないけど、あたしはっ……。いつか前みたいに笑い合える関係になりたいのっ。本当にごめんっ………。」
「もぉ…。わかった…。」
「広瀬…?」