~こどもの恋愛?!~


それから数日後…。

あたしは広瀬と話をした。

場所は、前と同じ裏庭。

二人きりになるなって言われたけど、二人きりじゃなきゃ話せないからっ。


でも、ちほに頼んで教室で待っていてもらったっ。


広瀬は、またあたしに抱き付いたりしないだろうけど…。


気まずい雰囲気の中…。

ちゃんと話さなきゃっ!


「この前はっ、広瀬のキモチ踏みにじるようなことしてっ、ごめんなさいっ。でも、あたしには、好きな人がいるからっ、広瀬のことは友達としか思えないしっ、だけどね、大切な友達だからキチンと話してわかってもらいたいのっ。無理かもしれないけど、あたしはっ……。いつか前みたいに笑い合える関係になりたいのっ。本当にごめんっ………。」





「もぉ…。わかった…。」


「広瀬…?」
< 97 / 289 >

この作品をシェア

pagetop