悪魔な秘密の巫女男子


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・・・・


ばっしゃんっ



「ぷあはぁっ!!」


何ここ??

みず!??



「うわぁぁあ!って・・・」

立てるじゃん。


池でもない、川でもない、
洞窟・・・?

静かに立つと、

りぃーーんと 鈴の音が響いた。

ぱしゃりと 黒いウサギは水の中から飛び出して、
その音のほうへとかけだした。




蝋燭の灯篭が
ぼうっとともっていて、
その奥に
人影が見える。

「ご苦労だった。」

というと、黒ウサギはしゅわっと黒い煙をたてて
その人物の前で消えた。


「・・・あの。」

声をかけようと、この水たまりから出ようとすると
「でるでない!!水の巫女よ!!」
透き通るような、
女性の声が響き渡った。


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