悪魔な秘密の巫女男子
急に、ぴたりとライガの動きが止まった。
「・・・誰か来たな。」
「ーーうん。」
火の守護師と、火の使徒であるライガが
目くばせをした。
コンコン
「・・・守護師様。 使徒様。
王宮からの使いがおみえです。」
ドアを軽くノックして、
声が聞こえた。
王宮からって・・・
火の守護師は立ち上がって、
ドアを軽く開ける。
「なにーー?」
「・・・で、・・・だそうで」
なにやらぼそぼそと会話を交わしている。
あー、
僕が逃げる時、
すんごい風で 天井まで破壊したからなぁ。