悪魔な秘密の巫女男子

ライガが、びっくりして 立ち上がった。
「お、おい。火の!なにやって・・・」

「---動くな。使徒。」


「あの・・・?」



火の守護師は、
そっと杖を 僕の頭付近に近づけた。



「嘘、偽りなく、話せ。

 我、火の守護師なり。業火のごとく 罪を問う。」

「は?何言ってーーー」


「アサヒよ。宰相を 倒したのか?」


「・・・・はいぃ??」





た、倒したって何?




「王宮から、至急 召喚との連絡だ。
 宰相が、倒されて今、絶対安静らしい。

 治療はーーー
 風の守護師が当たっている。」

「へ?
 ぼ、僕、何も・・・」

なんだ、何が起きている?

火の守護師はまっすぐ僕を見つめて
まっすぐな視線を向けている。

ふざけているわけじゃない。

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