悪魔な秘密の巫女男子
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火の守護師は、
探してくる!

と言って、王宮を飛び出し、
ライガと僕は 宰相のところに来た。



そこには、

「ア・・・アサヒ様?!!ど、どうしてここに・・・?」

「あー、アサヒ。
 どうしたのー?」

「水の守護師! あ、ルラ?ってことは、
 風の守護師?」

「よぉ。守護師が勢ぞろいだな。」

ライガが、あはは。と、笑って
ベッドの上の宰相をちらりと見る。


見てわかるくらい、衰弱しているようだ。

「・・・・----アサヒさん。」

宰相の隣で 緑の杖を掲げている 風の守護師がニコリと笑うけど
すっごい汗だく。

何かしらの術をかけているのであろう、
ふわっと緑の光が 部屋中にチカチカとまう。


「ちょ、大丈夫?
 風の守護師のほうが、倒れそうだよ?!」

「あはは。まだ、大丈夫。
 結構年寄りだけど、若い者にはまだ負けないよ。」

あ、ちょっと根に持ってらっしゃる?


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