悪魔な秘密の巫女男子

ちょっとまってよ。
「どうすれば。」

プチパニック。


「へ?そんなの、決まってるでしょ?
 アサヒさん。
 口移しで、その球を宰相の口に押し込んだらいいよ。」

「あー、なんだ そんな簡単・・・」



・・・

・・・・・ん?


「って!!!
 なんで、僕が あいつとまた キスしないといけないんだよ。
 トラウマになる!!」

なんだよ。
そのまま、手で押し込んだらダメか?


ライガが、ぶっと 吹き出した。


ルラは別に減るもんじゃないしねぇ?なんて言い出した。

いやいやいや、
減る、減るよ!何かしらが!!


「あ。では、私がやりましょうか?」

すっと水の守護師が手を挙げた。

へ?

「え?でも、水の守護師・・・」

いいの?
といった表情で見てみると、
何でもないといった表情で 
「え?だって、治療と一緒でしょう?
 別に、人工呼吸と キスは 違いますから。」

正統派の意見を返された。




< 140 / 262 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop