悪魔な秘密の巫女男子

楽しくなってきたのか、
風の守護師は、軽くジャンプをして
机の上に立った。

行儀悪いな。


「じゃぁ、中級の攻撃魔法で・・・」

「ちょ、ちょっと待て!受け止められなかったらーー」

「アサヒさん手を前に!」

ってもう、
なんかぶつぶつ呪文唱えてるし・・

えぇい。
怪我したらどうにかしてくれるだろ!


手を前にかざして、
次の衝撃に備える。




ぶわぁぁーーーーしゅるぅぅるっ。

ちょっと風の風力があるが、
力は手の中に消えていった。


「アサヒさん。すごい!!
 じゃぁ、これは?」

「ちょ、」

間ってという前に、
風の守護師は
どんどん、攻撃魔法を当ててくる。


ほ、ほんとに待ってくれよー。

怖いんだって。
硬球のボールを素手で受け止めてるぐらいの緊張感なんだって!

< 152 / 262 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop