悪魔な秘密の巫女男子

王は、手を上にかざし、
何やらつぶやく。


地面に
真っ黒な闇。


「なっ。」


王は再び 手を上にかざす。






お ち る。


闇に飲まれる。




「風邪ひくなよー」







王の、気の抜けた声が遠くで聞こえて

僕の意識は
真っ黒になった。



・・・

・・・・・
・・・・・・・


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