悪魔な秘密の巫女男子
いや、
別に 僕だけのせいじゃないとは思けどな。
なんだか
無茶ぶりの数々を思い出して思わず
顔をしかめた。
『別の世界』とやらにいって
女装させられて
挙句に、なんかの退治的なのさせられて
・・・
そういえば
キスしたら力が取れる?
みたいな
僕の能力ってここでも有効なんだろうか?
・・・
というか、
あの出来事が『現実』だったのかもよくわからない。
「朝日、どうした?しかめっ面だな?
まだ 体とか 痛いのか?」
あ、変な顔になってたかな?
「いや、大丈夫。
圭吾、全然体に異常はないから。」
これは本当。
医者もびっくり、健康そのもの。
それなのに
一週間も倒れたものだから
原因不明での検査が一週間もかかった。
だから結局
僕は 3週間も学校を休む羽目になったのだ。