悪魔な秘密の巫女男子
バイト中は基本
時計とあの腕輪は外している。
ってか、
なんで僕、ずっとあの腕輪をしてるんだろうな。
なんとなく、
いつもつけなきゃ。みたいな・・・
まぁ、
別に派手じゃないし、
違和感ないし
いいんだけど。
「ねぇ、3番のーーでるーー?」
「あ、はーい!」
ホールから
声がかかる。
あ、そういえば圭吾が
めっちゃかわいい子がいるって言ってたけど、
誰のことだろう。
確かに、
かわいい子が多いけど。
「はい、出ました!」
「ありがとう。朝日くん。」
にこりと
綾子さんが受け取る。
ほら、美人だし。