悪魔な秘密の巫女男子
ぬげって・・・制服も?
確かに水にぬれて気持ち悪いが・・・
「アサヒ様。
すべてです。
生まれたままの姿で。」
「へぇぇ??ちょ、ちょっと待って。」
「時間はございません。
夜明けまであと少し。」
でも、僕だって年頃の男の子だ。
こんなかわいい子の前で 真っ裸になるのは
ものすごい抵抗がある。
「だって・・・」
「大丈夫です。なんなら、私も裸になりましょうか?」
憐れむように
微笑むもんだから、しぶしぶと
ズボンと下着も 脱いだ。
背を向けてだけどね。
彼女は、あぁ、水の守護師さんは近くにあったナイフでざくっと
きれいな深いブルーの自分の髪をざっくり切る。
「ちょ!何を。」
「アサヒ様。お静かに。」
彼女は、真っ裸の僕をまっすぐ見つめて
何やら ぶつぶつ 言い始める。
いいけどね。
別に、僕の裸をみて動揺しなくても。
ちょっと、男心が折れただけだけどね。