悪魔な秘密の巫女男子
とりあえず、
王宮のマークというものを開く。
王宮ってことは、あのやけに美形の王からってことか?
すぐに、開くとすぐに光って
エンブレムが浮かび上がる。
すげぇ、立体映像だ。
「はぁ。残念ながら、王からですね。」
「やっぱり、そうなんだ。」
ばぁぁっと
あわい紫の光。
と、メッセージが浮かび上がる。
えっと。
「・・・今夜。待つ?」
なんだろう。
確かに、見たことのない文字なのに、
読めてしまった。
「アサヒ様。お読みになられるんですね。
人間族と同じ言語でしょうか?」
「・・・はは。さぁ??読めちゃった・・・」
って、名前だけ見ても誰か わからない。
「あぁ、この方は 兵総長の・・・。
あ、これは、火の族の・・・」
「・・・ねぇ、僕 さっぱり心当たりがないんですが。」
水の守護師の彼女は
はぁぁとため息を漏らした。