かわいい、あいつ
莉衣ちゃん、かわいすぎなんだよ。
○・○・○・○
そして迎えた8月のある日。
「……ごめん」
「全然大丈夫。さ、行こー」
「うん」
駅で莉衣ちゃんと待ちあわせた。
結局どこで話すかなんてどーでもよくなって、せっかく莉衣ちゃんと二人きりなんだから遊べる場所に行こう。
と、勝手に決めた。
結果、着いたところがここ…
「遊園地…」
実はまだ莉衣ちゃんには知らせてなかった。
だって、言ったら行かなそうじゃん
実際、今顔が『は?なんで?』みたいな…