四十九日間のキセキ
【第八章】『まさかの絶望』
紗弥加の病室を後にした両親はナースセンターの前に差し掛かると、香織が一人の看護師に声をかけた。
「あのすみません」
「はいなんでしょう?」
「奥山紗弥加の母ですが坂本先生にお聞きしたいことがあるのですが」
「分かりました。確認してみますね」
看護師は内線電話をかけ、少しの間会話をし電話を切ると香織たちの元に戻ってきた。
「これから先生があってくれるそうですからこちらでお待ちください」
「ありがとうございます」
孝之が礼を言うとその場で待つ二人。
するとしばらくして坂本医師が二人のもとにやってきた。
「お待たせしました。ではこちらにお願いします」
その声とともに歩き出した坂本の後ろをついていく二人。
エレベーターで一階まで下りた三人はそのまま相談室へと入っていく。
「どうぞお座りください」
坂本の声により椅子に座る二人。坂本も二人の向かいに座ると二人に問いかける。
「実は私の方からもお二人に話がありまして」
「そうなんですか、先生のお話というのは何でしょう?」
香織が尋ねるが、まず先に自分たちの話を聞いてもらうこととなった。
「あのすみません」
「はいなんでしょう?」
「奥山紗弥加の母ですが坂本先生にお聞きしたいことがあるのですが」
「分かりました。確認してみますね」
看護師は内線電話をかけ、少しの間会話をし電話を切ると香織たちの元に戻ってきた。
「これから先生があってくれるそうですからこちらでお待ちください」
「ありがとうございます」
孝之が礼を言うとその場で待つ二人。
するとしばらくして坂本医師が二人のもとにやってきた。
「お待たせしました。ではこちらにお願いします」
その声とともに歩き出した坂本の後ろをついていく二人。
エレベーターで一階まで下りた三人はそのまま相談室へと入っていく。
「どうぞお座りください」
坂本の声により椅子に座る二人。坂本も二人の向かいに座ると二人に問いかける。
「実は私の方からもお二人に話がありまして」
「そうなんですか、先生のお話というのは何でしょう?」
香織が尋ねるが、まず先に自分たちの話を聞いてもらうこととなった。