四十九日間のキセキ
【第十二章】『嬉しい報告』
朝陽と葵が見舞いに来てから数日後、この日は隼人が紗弥加のもとに見舞いにやってきた。
「来たぞ紗弥加。具合の方はどうだ?」
「隼人いらっしゃい、今日も来てくれてありがとう。朝陽たちから聞いているんでしょ、頭こんな風になっちゃった」
「そうだってな、それ聞いてプレゼントを買ってきたんだ」
そう言うと手提げ袋の中から包みを取り出し紗弥加に手渡す隼人。
「なにこれ貰っていいの?」
「良いよ、その為に買ってきたんだから」
「ありがとう隼人」
「開けてみな」
隼人に言われるがまま包みを開けてみると、その包みからは赤と青の可愛い柄のニット帽が現れた。
「なにこれかわいい、ありがとう隼人」
「それでその頭隠せるだろ、早速かぶってみな」
「うん!」
言われるがまま嬉しそうにそのニット帽をかぶってみると、隼人に対し意見を求める紗弥加。
「どう似合う?」
「可愛いじゃん、すごく似合うぞ。やっぱりその柄にしてよかった。ピンクと白の柄と迷ったんだけどあまり女の子っぽくてもと思ってこっちの柄にしたんだ」
「あたしこの柄好きよ」
その言葉に気に入ってもらえたとほっとする隼人。
「来たぞ紗弥加。具合の方はどうだ?」
「隼人いらっしゃい、今日も来てくれてありがとう。朝陽たちから聞いているんでしょ、頭こんな風になっちゃった」
「そうだってな、それ聞いてプレゼントを買ってきたんだ」
そう言うと手提げ袋の中から包みを取り出し紗弥加に手渡す隼人。
「なにこれ貰っていいの?」
「良いよ、その為に買ってきたんだから」
「ありがとう隼人」
「開けてみな」
隼人に言われるがまま包みを開けてみると、その包みからは赤と青の可愛い柄のニット帽が現れた。
「なにこれかわいい、ありがとう隼人」
「それでその頭隠せるだろ、早速かぶってみな」
「うん!」
言われるがまま嬉しそうにそのニット帽をかぶってみると、隼人に対し意見を求める紗弥加。
「どう似合う?」
「可愛いじゃん、すごく似合うぞ。やっぱりその柄にしてよかった。ピンクと白の柄と迷ったんだけどあまり女の子っぽくてもと思ってこっちの柄にしたんだ」
「あたしこの柄好きよ」
その言葉に気に入ってもらえたとほっとする隼人。