男バスルーキーは女子高生!?
彩「こ、これは・・・

  ちが・・・・う・・。」

彩は1歩後ずさった。

周りの女子達が

コソコソと話している。


奏「ん~。ここまできても

  まだ嘘つくのかな~?」

奏はにっこり笑いながら

彩の方へと近づいていった。


愁「射水さん。そろそろ

  観念しようね。」

愁、笑顔が怖いよ・・・。


春「これだから、女は好きじゃねぇ。」

春が舌打ちをした。


快「仲間に手ぇ出す奴は

  誰だろうと許さねぇ。

  早くうせろ。」

快はコートの出口を指差した。


彩「なにそれ!

  もういいわよ!」

ブツブツ言いながら

彩は何処かへ行ってしまった。


え・・・じゃあ、

主犯は彩で

脅されたのが海と凛?


そんなの、聞いてないよ・・・

私は急いで女子の群れから離れて

トイレの中に入った。


何で・・・快達は私を助けたの?

あんなに、無愛想だったのに・・・

私は鏡に映る自分をボーっと見た。


ホントに、私って最低。
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