男バスルーキーは女子高生!?
その後、私はバッシュを

置いてきた事に気づいて

コートのほうへと戻った。

コートに行くと快達がいた。

女子の群れはもうなかったけど

男バス4人が

コートのど真ん中で

何かを話し合っていた。


快「チビじゃねぇーか。

  お前、バッシュ忘れてっただろ?

  はぁ、どんだけ

  間抜けなんだよ・・・・。」

快は私の姿に気づいて声をかけてきた。


私は快の言葉を無視して

快の目の前に立った。


どうしても、

快に一言、言いたかった。



リ「なんで・・・

  私のことなんか助けたのよ。

  私、最初に必要最低限

  話しかけないでって言ったよね?」


私は俯きながら言った。


あの時みたいに、

放って置いてくれたら

一番楽なのに・・・・・・


リ「いつも裏切られるから

  人が嫌いになれるの・・・・。

  だから・・・もう

  放って置いて!!!!

  いつもみたいに、

  人を嫌いにさせて!」


私が何を言っても

快は黙ったままだった。


流石に私のこと嫌いになったよね?

助けてもらったのに、怒るって・・・

私って酷い奴だよね・・・・。
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