男バスルーキーは女子高生!?
リ「落ち着いて。

  私、これくらいじゃ死なないから。」

私は苦笑いをした。

春「分かってる・・・けど、

  何か食べないと・・・・。」


春、そんなに私のこと心配しないでよ。

私、春に何も見せてないのに

こんなに心配されるなんて

・・・・・・おかしいよ。


リ「ホントに食欲ないだけだよ~。

  私、元気だから!ね?」

春は小さく頷くのと同時に

目を大きく見開いた。


春「どうして・・・

  リナは泣いてるの・・・?」


今日は、

無口な春がよくしゃべる日だな・・・。


リ「私、泣いてないよ。」

私は満面の笑みで笑った。

春「俺の前で嘘つかなくていいよ。」

春は右手を私の左頬に当てて言った。


リ「う、う、、、は、春。」

私は子供みたいに泣きじゃくりながら

私は春の右手を左手で覆うようにした。

リ「わ、たし、ホントは

  あんな事思ってない。

  快達に私がイジメられてるって

  知って欲しくなかった。

  もしも、知られたら・・・・

  私のこと嫌いになっちゃうかもしれない。

  それが、怖かった。」

春は小さく「うん。」と頷いた。
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