調導師 ~眠りし龍の嘆き~
‡〜決意〜‡
「ごめんなさい。
今ふっと思い出したの…
藤武さんが言っていた…
今まで誰一人として主と認められなかった刀の唯一の主としての資格を美南都は持っているかもしれないって…」
「資格?」
「それが何の資格なのかは聞いていないの…でも、一族の誰も持っている者はいないからって」
「水薙ぎの刀…水薙刀(ミナト)は声を届ける目印…」
今まで意味を持たなかった物達が輝き出す。
繋がり、紡ぎ出されていく答え。
一族と、もう一度向き合わなくてはならない…終わらせなくてはいけない。
「ごめんなさい。
今ふっと思い出したの…
藤武さんが言っていた…
今まで誰一人として主と認められなかった刀の唯一の主としての資格を美南都は持っているかもしれないって…」
「資格?」
「それが何の資格なのかは聞いていないの…でも、一族の誰も持っている者はいないからって」
「水薙ぎの刀…水薙刀(ミナト)は声を届ける目印…」
今まで意味を持たなかった物達が輝き出す。
繋がり、紡ぎ出されていく答え。
一族と、もう一度向き合わなくてはならない…終わらせなくてはいけない。